高齢ママの美容法

高齢ママが気になることといえば・・・いろいろあるけれど、その中でも美容。若いママたちの中に入っても、見劣りしないくらいになりたい。

実際、育児中のママたちは年齢問わず、自分の美容にどれだけの時間をかけているのでしょうか。高齢ママは何か特別にすべきなの?美容とは切り離せない健康についても、合わせて考えてみました。

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目次

自分にかけられる時間があまりない

子育て中のママは、とにかく忙しい!疲れてる!まず子どもの世話が1番にきて、次が家事、その次ぐらいに自分のこと。

きれいでいるために、まずはスキンケアから。そうはいっても、子どもをお風呂に入れて自分も入って、自分のお風呂の後すぐにお肌のお手入れが満足にできるかというと、できません。きれいでいるためには、それなりにお化粧もしたい。でも時間がない。

じゃあ、あきらめるの?といえば、私はあきらめない!高齢ママだけれど、まずは子どもと夫に「ママかわいいね、きれだね」って言われたいから。それから若いママたちの中に入っても、気後れせずにいられるように。

短時間できれいになろう

きれいになるためには、お化粧さえすればいいというものではありません。きれいな肌でいるためには、スキンケアさえしていればよいというものでもありません。きれいになることについて多角的に考え、限られた時間内にできることを見つけて実行していきましょう!

肌の乾燥を防ぐ

赤ちゃんの肌の乾燥は気になりますが、自分の肌の乾燥も気にしましょう。お風呂に入ったら、子どもに保湿をしてあげて、その手で自分の保湿もしてしまいましょう。子どもが小さいうちは、大人が保湿してあげなくてはなりません。子どもに保湿剤を塗っている間にも、高齢ママの場合はお肌がチクチク痛むほどの乾燥に悩まされます。

放っておくと小じわやガサガサ肌になりますよ!

私は子どもが沐浴を卒業して、お風呂に入るようになったときから、子どもだけ入れるのではなく、私も一緒に入っていました。お風呂から上がって、子どもの身体を拭いて保湿剤をつけて服を着せている間に、私の肌は乾燥でチクチクヒリヒリ。表情も動かせないほどつっぱって。

もともと乾燥肌だったので、40歳を過ぎてから洗顔料は使わなくなりました。メイク落としはお風呂でするのですが、いわゆるダブル洗顔をやめました。そのためにダブル洗顔不要のメイク落としを使っています。そうすると洗顔の時間も節約できますし、お風呂上りの肌乾燥も少しマシになります。それでもチクチクヒリヒリなんですよ。乾燥肌の高齢ママって大変ですね(笑)

子どもに服を着せるところまで行ったら、ちょっとの間放置して、自分の顔と身体の保湿を手早くします。ルーティンなので、手早くできますよね。その後、私は子どもの髪の毛を乾かしていました。子どもは第一だけれど、自分のことを犠牲にしない。それが私の「綺麗なママ」を目指す姿勢。

時間がないといいつつも、時間という枠の中にうまくパズルのピースをはめ込んでいくように、順番とか向きとか、スムーズにパズルをはめ込む(事が運ぶ)工夫をすることには労力を惜しみません。美は能動的に事を進めていかなくては手に入らないもの。

やれパックだのマッサージだの、そんなことをする時間はありませんよね。お金もかかるし。だから美肌を手に入れるために必要な物を食物から摂りましょう!美肌にいい食材を日々の生活の中で、適度に意識的に摂るようにしたいですね。

毎日の食事で美肌作り

美肌作りに関するこの章は、過去に医療系分野で学び、化粧品業界で開発職を経験した私が、生理学、化学などの知識を元にわかりやすく簡潔にまとめました。

「スキンケアの時間がない!」というのであれば、ちょっと食事面で気をつければ高価な化粧品を買ったり、マッサージやパックなどの時間も不要な上、子どもの健康にもよい食生活がおくれます。時間がなくても、食事は用意するのですから、絶対にできないことはない美肌ケアです。個人的には美肌は化粧品ではなく、食事や生活習慣で作られると考えています。

美肌の大敵 乾燥対策

乾燥肌にはヒアルロン酸を含む食べ物がよいと言われています。動物の軟骨やフカヒレなどにはヒアルロン酸が多く含まれています。身体が冷えて血行が悪くなると、肌の代謝が悪くなり、乾燥しやすくなります。そこで新陳代謝を活発にする亜鉛も十分に摂りたいですね。牡蠣、ほたて、卵、納豆などに含まれています。

生野菜や冷たい飲み物などの摂り過ぎは冷えの元となるので注意しましょう。また、お酒の摂り過ぎは身体や肌の水分不足を引き起こし、乾燥を招きます。せっかく肌を潤すための食生活をしようとしているのに、台無しにしてしまう行為は極力控えたいですね。私は家に清涼飲料水の類を置かないようにしています。飲みすぎは子どもの健康も害します。あったらつい飲んでしまう清涼飲料水は買わないのが一番です。

ハリのある肌へ ビタミンC、鉄分、タンパク質

40代から気になり始めるシワやたるみ、どうにかしたいですね。ハリのある肌に必要なのは、肌を組成する素となるビタミンC・鉄分・タンパク質。ビタミンCを多く含む柑橘類や葉物野菜、鉄分を含むカツオやひじきなどの海産物、タンパク質を含む大豆製品などがおすすめです。

私は貧血になりやすいので、鉄分を摂る事を心がけているのですが、鉄分はビタミンCと一緒に食べると吸収されやすくなるそうです。ところがビタミンCというのは、熱や光で壊れやすいのです。小松菜やブロッコリーは強火で短時間で炒めて、出来立てを食べるとビタミンCの損失が最小限に抑えられるそうです。

ところが実際の生活で、出来たてを食べることができるママさんはどれだけいるでしょうか。食事の支度や子どもの世話をしたり、自分が食べる頃にはお料理が冷え切ってるのが通常ではないでしょうか。ジャガイモやサツマイモに含まれるビタミンCはデンプンが周りにあるために、比較的熱に強いといわれているそうです。覚えておきたいですね。

手早くビタミンCを摂る為に、私が最近ハマっているのはレモンを絞ってお湯や炭酸水で割り、はちみつを入れて飲むことです。レモンは半分に切って絞ります。1個使ってもいいし、半分だけ使ってもいいですね。絞った果汁は長時間置くとビタミンCが壊れるので、飲む直前に絞りましょう。飲み方は空腹時よりも満腹時のほうが緩やかに吸収してくれるので、無駄がないそうです。私は夕食後に飲んでいます。

ハリのある肌へ コラーゲン

肌にハリが欲しい40代。真皮の70%を占めるコラーゲンは、ヒアルロン酸とともに、肌のハリ感を与えてくれます。コラーゲンは肌に塗るよりも食べるほうが効果を実感できると思います。コラーゲンはタンパク質なので、そのままでは分子量が大きすぎて、肌に塗っても真皮まで届きません。最近はナノ化したコラーゲンで肌の奥まで届きそうと思わせる化粧品があるかもしれません。けれどコラーゲンをナノ化した時点でそれはもうコラーゲンではなく、ただのアミノ酸です。それよりもコラーゲンを摂取して、消化管の中で一旦アミノ酸に分解・吸収され、体内でコラーゲンを合成するほうが肌に効きそうですね。

私がコラーゲン摂取で明らかな効果を感じたのは「豚足」。おいしい豚足をいただいたので、食べました。数日後、鏡を見るとまぶたの落ち込み(くぼみ)がなくなって、ふっくらしたまぶたになっていました。目のくぼみが豚足1本で解消しました!効果は2ヶ月程度続きました。定期的に豚足を食べるといいですね。豚足が苦手な方でも、コラーゲンの多い食物から摂ることができます。

コラーゲンを多く含む食物は、鶏の手羽先と軟骨、牛すじやモツ、ふかひれ、魚の皮などです。

美容の本を読んで食品の知識を増やそう

以前私が読んだ美容の本で、食生活を考え直す上で役に立ったのが上の画像にある『世界一の美女になるダイエット』です。ミス・ユニバース・ジャパン(MUJI)公式栄養コンサルタントである著者なだけに、一般人がこれを忠実に守れるかというと、結構厳しいと思いますが、知っておくとためになることがいろいろ書かれています。加齢を加速するような食べ物をむやみに口にしないようになりました。でも・・・たまにはいいよね、というぐらい緩い気持ちでもいいかな。モデルさんになるわけじゃないので(笑)

メイクは絶対する!

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簡単でいいので、毎日メイクをする習慣を保ちましょう。どうしても時間がないときは、日焼け止めだけでも塗りましょう。きちんとメイクをするのが好きで、毎日その時間は確保しているならよいのですが、ノーメイクで慣れっこにならないようにしたいです。

私はここ数年、日焼け止めとBBクリーム、仕上げにルースパウダーです。BBクリームは日焼け止めもかねていますが、念入りにという気持ちで。口紅は子どもが生まれてからは使っていません。普段はリップクリームかバームです。食生活と保湿をきちんとして過度な寝不足に陥らなければ、肌のトラブルもありません。

CCクリームというのもありますが、両者の違いを云々説明するよりは、実際に使ってみて気に入ったほうにすればいいかもしれません。BBクリームはもともと医療で使われていたようで、欠点を隠してくれる、つまりカバー力があるようです。CCクリームはBBクリームが化粧品寄りに開発されたもので、仕上がりがナチュラルという風に説明されています。

口紅はなくてもそんなに違和感はないのですが、アイメイクはしたほうがいいと思います。印象ががらりと変わります。やっぱり人は目から与える印象が大きいからでしょうか。リキッドのアイラインですっとラインを引けば、くっきりとした目元になります。せっかくそこまでしたなら、マスカラも。バシバシまつげにならなくても、さっとマスカラを付けると印象がさらに良くなると思います。アイシャドウは薄化粧なりのやり方で。シャドウというくらいなので、目周りの立体感がなんとなく出ればよいのではないでしょうか。

バッチリメイクができなくても、薄く、でもきっちりと押さえるべきポイントを押さえ、顔立ちくっきりのナチュラルメイクができればいいですね。

気持ちが前向きに保てる何かを

家の中で子どもと向き合う毎日のママは特に、短時間でもいいから好きなことをする時間を持つとよいでしょう。子育て中でも楽しめることを見つけましょう。

私は洋書(英語)の多読が妊娠前からの趣味でした。出産後はまだ生まれて間もない頃は添い寝しながら洋書を読んだり、授乳中に声を出して英語の絵本を読んだりしました。小学1年生になった今でも、夜寝る前の絵本読み聞かせには、必ず英語の絵本を1冊入れています。私の趣味は、子どもと共有できるものでしたので助かりました。

その他は起業するのが目標でしたが、出産してすぐに実現。ビジネスというほどの規模ではありませんが、家で家事や育児をするだけの生活よりは、忙しいけれど何か新しいことを学び、実践することは気分転換にもなるし、常に自分を高めていきたいという気持ちを持続させてくれます。

気をつけなくてはならないことがあります。「・・・しなくちゃ」「・・・にならなくちゃ」と自分に義務を課さないことです。出来る範囲、無理のない範囲でいいと思います。できそうと思ったら、少しずつ広げていけばいいだけのことです。いきなりがんばらないようにしたいですね。そもそも、がんばらなくちゃできないことは、やっちゃいけないことかもしれません。時間がかかっても「やりたい!」と思うことを見つけましょう!

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