更年期の体調不良でアラフィフ子育てはどう乗り切る?

高齢出産も大変なことですが、無事出産を終えるともれなく高齢育児がついてきます。子どもが赤ちゃん~幼児の時はまだよかったのですが、子どもが成長し4―5歳になるとそろそろ迎える更年期。体調がすぐれないのに子育ては休みなしですね。私も更年期真っ只中で、つらい時期もありました。きっと同じように苦しんでいる人がいると思うので、更年期の子育てについて、少しでも楽しく明るく乗り切れる方法はないか考えてみました。

スポンサーリンク
koureimama336x280

更年期、更年期障害とは?

女性は一定の年齢に達すると、閉経を迎えます。月経周期はホルモン量の調節で作られているので、閉経となるとホルモン量に大きな変化が見られます。その変化が体にも影響し、これまでになかった不快感や不調を引き起こします。これが更年期障害です。

更年期は多くの女性が閉経を迎える50歳前後を差します。したがって50歳を迎える女性の誰もが更年期も迎えます。しかし更年期障害は、更年期を迎える女性すべてに起きるわけではありません。個人差が大きく、ほとんど問題なく過ごせる人もいれば、病院で治療が必要な人もいます。

また更年期障害と言われる症状も様々です。人により現れる症状も異なります。以下、代表的な症状を紹介します。(※1)

  • ほてり
  • 発汗
  • 冷え
  • 動悸・息切れ
  • めまい・頭痛・吐き気
  • 疲れ
  • 肩こり・腰痛・手足の痛み
  • 不眠
  • イライラ
  • 憂鬱・不安

この他にも症状はあると思いますし、一つだけではなくいくつもの症状があったり、同じ時期ではなく症状が消えたと思ったら別の症状が出たりと、いろんなパターンがあると思います。

私は上記の症状のすべてを経験しました。軽いものもあれば入院するほどのものもありました。上記の他、胸痛(心臓の痛み)もありました。一時は狭心症が疑われ検査したり、胸痛が頻繁にあって舌下錠(ニトログリセリン)が手放せない時期もありました。

本当の病気なのか、更年期の間の一時的な不調なのかわからず不安もありました。次から次へと症状が現れては消えることに対しても、自分のせいというわけでもないのに自分を責めたりして、精神的に辛く感じたこともありました。

更年期は閉経の前後10年間ほどをいいます。更年期障害として体に不調が現れるのは、ホルモンの急激な変化によるものなので、体が慣れると不調も和らいできます。つまり更年期障害の症状はいつまでも続くものではなく、体が慣れるまでの間ということです。

更年期を迎えた高齢ママの症状と子育て

子育てはただでさえストレスと疲労を感じます。そのうえ更年期真っ只中となると、体力的にも自信がなくなるし、更年期障害があると子育てだけではなく自身の体調不良が重なり、身体的・精神的に過酷です。そのためイライラや不安は増幅されるでしょう。そんなとき、みなさんいったいどうしているのだろう。

更年期前と後では大変さがちょっと違う

私が更年期と子育てが重なって、一番つらかった時期は子どもが4―5才の頃から小学校の低学年ぐらいまででした。その前ももちろん大変でしたが、まだ子どもが3歳ぐらいまでは更年期障害というほどの不調がなかったので、「更年期と子育て」に関しては体力的にきつかったぐらいだったと記憶しています。
<余談ですが>子どもが生まれてから小学校中学年になるまでは、夫の仕事が鬼のように忙しく、私や子どもが病気でも一日も休むことなく出勤し、土曜も日曜も仕事、3か月間一日も休みがないという状態はよくありました。おまけに普段は早朝から夜中まで勤務。あぁ、このことを言い出したりキリがないほど、家にいてくれませんでした。ノイローゼになったことも(笑)

更年期障害で日常の生活すらままならないことも

でも更年期障害が出始めてからは、いつどこで体の具合が悪くなるかと思うと不安で外に出るのが怖かったです。私の場合は最初におかしいと気づいたのはめまいの症状でした。激しい回転性のめまいに何度も襲われて、救急車で何度か病院に運ばれました。一度は子どもを保育園に連れて行くため、車を運転しているときにめまい発作に襲われました。すぐに車を停止したので事故には至りませんでしたが、自分の力ではどうにもならずめまいと嘔吐でぐったりしているところを助けてもらいました。その一件からはきちんとめまいの薬を処方してもらうようになり、大きなめまいに襲われることはなくなりました。

健康に自信がなくなると不安になり、子育てに対してもさらにストレスを感じるようになります。更年期に入ってから、イライラすることが多くなりました。子どもを必要以上に怒って、その後自己嫌悪に陥ってそれが憂鬱の引き金になったり。

更年期をできるだけ前向きに乗り切るには

更年期をできるだけ前向きに乗り切るためには、どうすればよいでしょうか。私も初めは途方に暮れ、ただ落ち込むばかりでした。

我慢をせず病院へ行く

日常生活がおくれないほどつらいときは、我慢せず病院へ行くことです。少しでも楽になれば、ちょっと気持ちにもゆとりが持てるはずです。たとえば頭痛。痛いのを我慢しないで、病院へ行くと頭痛薬がもらえます。痛みが消えると本当にありがたいです。

頭痛やめまいは早めに飲むほうが効きが良かったです。我慢している間はただ苦痛に耐えるだけで、家事も何もできないのですから、時間がもったいないです。

受け入れる気持ち

いったい自分の身体はどうなってしまうのだろうという不安を抱えていた頃、病院で医師に言われた言葉が一つの転機になりました。それは「更年期のホルモン量の減少は、違う人間に生まれ変わるほどの変化が体で起きているということ。だからその変化に抵抗するのではなく、受け入れる気持ちになるといくらか楽になる。」という言葉でした。

それほどの劇的な変化が起こっているのだから、これはもう仕方がないと感じました。それ以来、体が辛いときには鞭打って無理をするのではなく、休むようにしました。今までとは違うということがわかったからです。いつまでも「こんなはずじゃない」と抵抗していると、期待は裏切られ続けて体も心も疲れ切ってしまうのだと思います。

子どもはいずれ成長し、親の助けがなくてもできることが増えていくのだから、母親である自分も少しずつ新しい自分を作っていく土台を固めようとうっすらとした気持ちが芽生えました。体を休ませる間は子どもに「自分でやってみて」なんて声掛けしてみるとか、自立を促したり信頼を示す言葉がけをしたりすると喜ぶ年齢だったことも幸いしました。

子育て以外に打ち込める何かを

同時に少し子どもから離れて、自分の次の新しいステージを模索する時期と位置付けると楽しいかもしれません。今まで子育てで忙しくてできなかったことや、やってみたかったことを始める準備をする計画を立てたりすると、わくわくしますよね。少しだけ子離れする良いチャンスでもあるような気がします。幼児期が終わると、なんでもやってあげる時期は終わるのですから。

運動すると血流が良くなり、美容と健康にもプラスになり、気分転換にもなります。ホルモンは血流に乗って必要な場所へ運ばれますが、血行が悪いとただでさえホルモンの分泌を促す働きが悪くなります。血流を良くすることで、更年期障害の症状が緩和されることもあるようです。(※2)

その他、興味のあることなら何でも良いと思います。仕事が好きな人はまた始めても良いし、今まで関りのなかった人たちの中へ入っていって、交流しても刺激になって良いと思います。ボランティアに参加してみたり、読書や映画鑑賞なども良いですね。今まで子ども中心だった分、ちょっと体をいたわる時間を作って、その時間を自分のためにあてるようにすればよいだけです。

今すぐは無理な環境であれば、環境づくりから始めたり、情報収集や作戦を練るのも楽しいです。とにかく新しい自分の人生をスタートさせることを考えることです。

新しい生活習慣を作る

「もう若くない」って言ってしまえばそれまでだけど、ただがむしゃらに頑張っても平気だった頃とは違います。若い頃に比べると知恵も備わっているのですから、今こそその知恵を使って新しい出発のための道筋を作ることです。赤ちゃんの頃から母子べったりだった場合には、母子がちょっと離れるのには良い機会です。突き放すのではなく、時間をかけて自分でできることを増やしてあげましょう。

いろいろやりたいことが出てきても、しっかり睡眠時間を取るようにしましょう。私は欲張りすぎて、睡眠時間を削って体調を壊す繰り返しをしていました。いたわるところはいたわらないと、体は正直に反応してきます。「長い目で見ると今寝る方が得」と考えるのが良いと思います。その方が、後々のことを考えるとより多くの時間を得ることができるはずです。

更年期になると、今までのような体の自由が利かなくなるのを感じると思います。五十肩の他、なぞの足腰の痛みにも苦しめられるかもしれません。自分の体のメンテナンスができるのは自分自身ですから、適度に体を動かしておくことも必要です。じっとしていると衰えが加速します。太りやすくなってくるので、今までと同じ食生活を続けると太ってきます。運動や食生活の改善も必要です。

子どもとの接し方を考え直す

子どもの世界が広がると、心配からイライラすることも多くなると思います。そんなときは、子どもをコントロールしようとしないほうが良いみたいです。私は子どもを直接的にはコントロールせず、自分で決めさせる方法を取っています。それでもイライラしますけどね(笑)。でもいうことを聞かそうと思っているよりは、お互いにかなり楽なのではないかと思います。

子どもをコントロールしようとせず、子どもに選択させる

具体的には私の場合、言わなければ宿題や勉強をしないときは、なぜ勉強をしなくてはならないのか、しなければどうなるかをわかるように説明し、子どもに宿題や勉強をするかどうかを選択させています。私は学校の勉強がすべてではないという価値観なので、もしも子どもが学校へ行きたくない、勉強もしたくないと言えば、それはそれで腹をくくるつもりで子どもに聞いています。

仮に学校へ行かないとどんなことになるのか、勉強をしなかったらどんなことになるのかも、主観を交えずに話します。その上で子どもに考えさせています。幸い、今のところ子どもは学校も勉強も好きなようです。もしもいつか嫌いになったときには、別の方法で彼を一人前にして社会で生きていける人間に育てなくてはならないと思っています。

親の願望、期待や都合は言わない

私の個人的意見ですが、子どもに選択させる際には親の願望や都合などを入れると、子どもは敏感に察知して反発します。事実だけを話し、どちらを選んでもいいよ、見捨てたりしないということは伝えます。ただ、親はあなたより先に死ぬのだから、その後は自分の力で生きて行ってくださいねと言います。あなたはあなたの人生、私の人生じゃないということは、いつも話して聞かせています。

愛情はしっかりと伝える

「親と子の人生は別」「子どもは親とは違う人間」であることを自覚し、またこれを子どもにわかってもらうことは、子どもを突き放したり見捨てたりするのとは全く別のことだと思っています。愛情はたっぷり伝えているし、子どももそれをわかってくれています。わが家は日本人としては少数派(?)な、家族でスキンシップや言葉で愛情表現をする家庭です。

正直なことを言えば、私が子離れできない可能性大なので、あえて「親と子の人生は別」「子どもは親とは違う人間」などと普段から口に出しているのですが(笑)子どもとは良いことも悪いことも、なんでも話をするのが良いかなと思っています。怒りもあまり我慢せず、意地悪なことを子どもに言ったりもしますが、後で反省して子どもに謝っています。子どもはいつものことで、すぐに許してくれて仲直りです。子どもは今、9歳で小学校4年生になりました。

子どもにも正直に話す

イライラしていたり体の調子が悪いときには、それを子どもに伝えると良いと思います。余計な心配をかけたくないなどと思って、隠していても子どもは察します。何も言わない方が心配させることにもなりかねません。誤解がすれ違いを生む可能性だってあります。

子どもの年齢にもよりますが、体が辛くてちょっと横になりたいとき、私は子どもが3歳ぐらいのときから「ママちょっと体が疲れているから〇分だけ寝てもいい?」と言って横になっていました。時間は子どもの年齢によって、変えています。小さいときは5分や10分ぐらいでした。気を失いそうなくらい疲れているときもあったので、短時間でも数回に分けて横になれたら、なんとか子どもを寝かしつけるまではしのぐことができました。

子どもが小さくても、「〇〇ができたらママを起こしに来て!」というと、やって欲しかったこともササっと終わらせて、喜んで起こしにしました。そういう具合に何か自分も休めて子どももやる気にさせることを思いついたら、実行してみると良いと思います。お互い不機嫌にならずに過ごせるかもしれません。

【参照サイト】
(※1)更年期の様々な症状 | エンジョイ エイジング
(※2)中医学の視点で「更年期障害」が重い人と軽い人のちがいを知ろう 自宅でできる更年期チェックも! | Career Mam

スポンサーリンク
koureimama336x280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
koureimama336x280