脂肪燃焼を促進するエクササイズ

セルライトをなくすために必要なことは、セルライトの正体である過剰に溜まった皮下脂肪を燃焼させることと、脂肪を過剰に摂取しないことです。

食生活については別の機会にして、今回は体に溜まった脂肪の燃焼を促す方法を紹介します。

脂肪を燃焼させるために必要なこと

食品から摂取した脂肪が体内に吸収されて、皮下脂肪（セルライト）になるまでのメカニズムはすでにこのサイト記事「セルライトができる原因」で説明しましたが、今度は溜め込んだ脂肪を燃焼してエネルギーに変えるメカニズムも知っておきましょう。

脂肪燃焼のメカニズム

糖質からのエネルギー源（ブドウ糖やグリコーゲン）がなくなると、脂肪がエネルギー源として使われます。これが脂肪燃焼です。

エネルギーが足りないことを知らせるホルモンが分泌されると、リパーゼが皮下脂肪に蓄えられた脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解します。筋肉内に脂肪酸が運ばれ、ミトコンドリア内で代謝されエネルギーを作ります。

とても簡単に説明しましたが、脂肪が燃焼し始めるのは糖質などのエネルギー源がなくなってからですので、ある程度の時間継続することが必要になってきます。そのため激しい運動よりも、有酸素運動やストレッチなどで緩やかに運動するのがよいようです。

筋トレをがんばって筋力をつけて基礎代謝をあげることも有効と言われています。しかし激しい筋トレなどは長期継続しにくいことや、脂肪燃焼という目的から考えると有酸素運動のほうが緩やかでも長続きしそうです。有酸素運動、たとえばウォーキングでも基礎代謝*は上がるといわれているし、活動代謝**のアップを毎日少しずつでも進めるほうが、長い目でみると効果的といえそうです。

基礎代謝*：安静時でも必要なエネルギー代謝。　活動代謝**：日常活動や運動などで必要なエネルギー代謝。

脂肪燃焼を促進するエクササイズ

脂肪代謝をうながし、セルライトをなくすためのエクササイズを紹介します。短時間でできるエクササイズから、20分程度のエクササイズまでありますので、一日の中でできることをやっていきましょう。

短時間で脚の血流を促進するエクササイズ

長時間の立ち仕事やデスクワークで座りっぱなしだと、脚がむくんでしまいます。それは血流が悪くなっている証拠です。血流が悪いと皮下脂肪がたまりやすく、脂肪燃焼がしにくい体質になってしまいます。

ふくらはぎは第2の心臓とも言われていて、血液を心臓に送り返す筋ポンプなのです。そこで脚のむくみを解消するとともに、血行を促進するエクササイズを紹介します。

脚の血流促進エクササイズ

家で動画インストラクターと一緒にエクササイズ

一人で黙々とエクササイズするのは孤独だし、あまり楽しくないかもしれません。でも家がエクササイズスタジオみたいになって、スタイルの良い美人インストラクターがいたとしたら？

インストラクターと一緒にBGMにのって、時間を忘れて楽しみましょう。「あんなスリムになりたい」と視覚から感じることも、モチベーションアップにつながります。

身体が軽くなって動くことが苦にならなくなり、自分の身体の筋肉の動きに意識が向くようになるでしょう。

少しスリムになってきたら、ファッションも楽しめるようになります。もっと身体にフィットしたきれいなシルエットの洋服を探している自分に気がつく日が、早く訪れますように。

10分でできる　お尻と太ももの引き締めエクササイズ

’10 Minute Butt and Thigh Workouts at Home – Express Glute & Thigh Toning Routine’

お尻がキュッとあがり、太ももが痩せる　20分エクササイズ

‘Butt lift & Slim Thighs Tone Up At Home 20 Minute Workout’

太もも引き締め、脚痩せ　20分エクササイズ

‘Slim Legs & Inner Thighs Workout for Beginners, 20 Minute At Home Fitness , Thigh Gap Tone Up’