絵本が良い理由

絵本は言葉がまだわからない赤ちゃんのときから、読み聞かせるとよいと言われています。それはなぜでしょうか?以下にまとめてみました。

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目次

心の安定が得られる

赤ちゃんや小さな子どもに絵本を読む場合、お母さんお父さんやその他大人のひざの上に乗せて読むのが一般的だと思います。そのほうが同じ方向から絵本が見えて、読みやすいです。

けれどそれだけではありません。身体が触れ合って、身近な大人(お母さんなど)の声を聞くだけで、子どもの心は安定します。まだ言葉がわからないうちはストーリーを理解するのは無理ですが、好きな大人、信頼する大人のひざの上に乗り、体温を感じながら声を聞いて安心するだけでも、子どもにとっては大事な経験です。

表情・情緒が豊かになる

絵本は笑えるものだけではないかもしれません。ちょっと悲しい、寂しい思いのする絵本もあるでしょう。読んでくれる大人と一緒に、笑ったり悲しんだりすることで、表情豊かに育っていくことでしょう。

また絵本は、対象年齢が上がっていくとストーリーが深く、複雑になっていきます。子ども達は日常生活とは違う、バラエティに富んだ絵本のストーリーに入り込み、いろんな感情の疑似体験をすることにより、豊かな情緒が育ちます。

規則正しい生活が送れる

毎日絵本を読む時間を確保するためには、「いつ読むか」を決めると一番うまくいきます。いつ読むかを決めなければ、毎日の生活の中でしなければいけないことに追われてしまい、気がついたら寝る時間になってしまいかねません。「読む時間がない」という人は、「いつ読むか」を決めていない人が多いと思います。

毎日絵本を読む習慣作りをすることで、日々の生活リズムを作ることもできます。たとえば夜寝る前に読むと決めると、子どもを決まった時間に布団の中へ誘うことができます。夕食の後に読むと決めたら、いつまでも食事をしないでお風呂の前に絵本の時間を作ることができます。

いつ読むかは、子どもの成長により変わるでしょうし、家庭によっても違っていいと思いますが、絵本を使うと日々の暮らしにリズム、あるいはメリハリをつけやすくなるというのが、私の経験から感じることです。

コミュニケーション

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絵本を子どもと一緒に読むことは、子どもと読み手のいいコミュニケーションになります。テレビだと一人でも見ることができるし、双方向のやり取りはありません。けれども絵本の読み聞かせは、一人ではできませんし双方向のやり取りが成立します。

近頃はコミュニケーショ不足によるトラブルが多発するようになりました。昔と違い、人とのコミュニケーションが不足する社会。今こそ絵本を使って、子どもとのコミュニケーションタイムを持ちましょう。

子育て真っ最中の私にも覚えがあるのですが、育児はイライラとの戦いです。子どものためにと、自分の思いや感情を抑えることも多いと思います。そのために子育て中はストレスが溜まりがち。そんなときこそ、試して欲しい読み聞かせ。子どもをひざの上に乗せて絵本を読み、かわいい子どもの表情を見れば、育児・家事・仕事で溜まったストレスもすっと消えてしまうひと時です。

イライラ中は良いコミュニケーションが取りにくいので、イライラ・ストレス解消にもおすすめです。

語彙力が伸びる

赤ちゃんのときから、たくさんの言葉をかけてあげるのがよいと言われています。一概には言えませんが、そのほうが言葉を話し始めるのも速いとも言われています。

話す、聞く、読む、書くができるようになってからも、たくさんの言葉に出会った人のほうが、高い語彙力を持つ傾向があることは、誰もが納得できる事実ではないでしょうか。

想像力・読解力を育てる

子どもの頃から絵本をたくさん読むことで、次はどんな展開になるのかな?と考える癖が身につきます。実はこれはとても大事な能力だと思います。それが想像力・読解力へつながっていくからです。

話の展開から先が予測できる能力は、大人になると仕事や生活をする上で重要です。また外国語を習得する際にも、母国語の能力の高さで伸び方も変わってきます。

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